経営者、起業家の原点は「いかに売上を増やすか」です。いかに注文をとって、売上に繋げるか。起業時の社長の関心事は売上をいかに増やすかです。起業して数年経ち、一定の売上が出来ても、売上を増やす努力は必須です。それが、社長の代が変わり、後継者が創業家から離れるとその意識は変わり、薄くなる。「何故、毎日、売上日計表を付けるの?どういう意味?」こう大手企業の役員に尋ねられたことがある。いつも一定以上の売上があがる仕組みが出来ている大企業では、売上管理の重要性が薄れているようだ。これが日本企業の成長性を阻害している要因に思われる。成長戦略意識の乏しい日本企業の一断面である。
(写真は道端の可憐な花)
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